理科の授業で使った教材・教具をご紹介していきます。少しずつ増やしていきます。

基本的に、お金がかからない。すぐに手に入る。だれでも作れて、使えるものを中心にご紹介していきます。

AR人体模型~Anatomy 4D~

 人体の学習で、実際に人体模型を使おうと思っても、使いにくくないですか?

そこで、便利なのか紙1枚とスマホで持ち運びできる人体模型 Anatomy 4Dです。

専用の用紙を印刷して、アプリを起動。カメラを用紙にかざすと人体模型が3Dで見れます。

見る角度や位置は自由自在。また、循環器、消化器、神経系など見たい部分だけにすることができます。

メモリを大量に必要としている見たいですが、何の問題もなく使えています。

 いつかは、教科書がこんな感じになりそうですね!

気象の基本情報が手に入るアプリ(2014.2.6)

 天気予報のアプリは数あれど、理科で必要なデータまで得られるアプリは非常に少ないですね。

でも、これは、現在の天気、気温、気圧、風向、風力まで表示してくれます。これだけあれば、天気の記号が書けます。"eWeather HD"です。おすすめです。

「簡単」「安い」「すぐできる」電流がつくる磁界説明器(生徒作)

「電流がつくる磁界」では、平面(2次元)ではなく、立体(3次元)で考えなければなりません。

 課題内容は、直線の電流のまわりにできる磁界、1つループのコイルがつくる磁界、複数回巻いたコイルがつくる磁界の3つ。まずは、右ねじの法則を理解し、それぞれに応用していくのですが、なかなか立体的に捉えることができません。  

 以前に、コイルをもってきたことがありました。しかし、コイルに使用されている導線が細く、どちら向きに巻いてあるのかをつかむのが難しく、教材としてはいまいちでした。そこで、針金ハンガーで5回巻き程度のコイルをつくりました。巻くときに力がいるのですが、つくってしまうと安定してなかなか使えるアイテムでした。  

 しかし、今日、素晴らしい教材を生徒がつくって使っていました。  

 まず、いらないB4版のプリントを何回か折って、細い棒状にします。そこに、一定方向に矢印を書きます。  

 これで、できあがり。  まっすぐに使うと、直線の導線の説明で使えます。そして、それを写真のようにまるめると、1つループのコイルのできあがり。さらに、巻き数を増やすと、コイルになります。(少々長さが短いですが…)  

 この教材の良い点は、直線の電流がつくる磁界を確認して、そのまま、ループを考えることができる点です。指先で、直線→ループ→直線と変化できます。そして、なんといっても、「すぐできる」「安い」「簡単」早速、真似をして大量生産。「いる人、どうぞ!」といった感じです。

 教える側の生徒は、「これは、説明しやすい」と絶賛しておりました。 

授業で使える「科学アプリ」

元素図鑑: The Elements in Japanese


少々お高いですが、元素をきれいに美しく伝えることができます。小学生の甥っ子もずっと見ています。

何ボルト?

中学の電流、電圧の規則性。オームの法則を難易度別にドリル形式で解くことができます。

鶏の脳の解剖

 鶏頭水煮缶を使っての鶏の脳の観察を行いました。

 生徒たちは、どこに脳があるのか興味津々で取り組んでいました。

 きれいに取り出せた脳には、眼球、視神経も脳につながっており、脳の構造だけでなく、感覚器官が脳につながっていることを実感することができました。

 また、人間の脳との違いにも気づき、「進化」についても気づけたようでした。

 においが、シーチキンみたいで「もうシーチキン食べれないかも?」と言う生徒も…

イカの解剖

 イカの解剖を先延ばししていましたが、やっとお手軽なイカが見つかり、やってみることに…。

 

 始めは、「うわぁぁ」といっていた生徒も、イカの体の構造を見ると感動していたようで、「イカってかわいい!」???????とまで言っておりました。