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「今」私たちにできること

 昨日の西日本を襲った豪雨災害で、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

 今日の給食時間に、何でかわかりませんが「地震」の話になりました。今の生徒達は、福岡県西方沖地震の年にうまれたのかな?記憶にはないようで、当時の話をしたりしていました。福岡県も被害があったんだよと話をしていると、話題は、昨日の豪雨災害に移っていきました。勤務している学校の生徒達には、被害はなかったのですが、嫁さんの学校(隣の中学校)では、学校周辺で崖崩れ、被災した生徒もいたことを生徒達に伝えました。「なにかできないかねぇ?」そんな気持ちにみんながなっていきました。

 そこで、「広島でタオルを求めている」ことを知り、学級で「タオルを集め被災地に送る」ことになりました。

 放課後には、生徒会長が私のところにきて、「これを見てもらえますか?」と紙を手渡されました。「企画書 西日本豪雨災害の被災地に送る募金活動」と書かれ、理由や方法が書かれていました。

 学級での話、放課後の生徒会長の話、やっぱり他人事ではない。何かしたい。そんな気持ちが、行動となっていく姿に嬉しさを感じました。

 

 学級では、話が盛り上がり、「戦争はなぜ起こるのか?」「戦争はどうやって終えるのか?」「軍隊はいるのか?」などと中学1年生ですが、世界情勢の話で白熱。

「あの~。給食時間終わっているんで、とりあえず、全部食べて片づけようか?」

 でも、うれしい。

 

 最近、学級で「おれたちWeの関係やろ?」とか「We」という言葉がふえたように感じます。「そうだ!思いで止まるなよ!行動しよう!」

 学級目標「なっとうごはん」に少し近づいたような感じがします。