· 

筑紫地区人権同和研究発表会の打ち合わせ

 先ほど、1月27日(土)に行われる筑紫地区人権同和研究発表会の分科会の打合せを行いました。分科会のタイトルは、平和教育 「平和」な世界をつくるためにできること ~知ること、認め合うこと、伝えあうこと~です。このタイトルは、分科会を担当している先生につくって頂きました。

 現在の勤務校では、1988年から平和集会を行っています。8月6日に平和劇を行うんです。

 途中、2年間実施しなかった年がありましたが、私が赴任した翌年に復活。2017年に復活10周年!!でした。そう考えると、もう10回も平和集会、平和劇に携わらせていただいているのですねぇ~。

 本校の平和劇のこだわりは、「ぜ~んぶ、生徒がつくる」「実際に聞いたり、見たりして、感じたことを劇に活かす」です。シナリオ、演出、衣装、メイク、音響、大道具、小道具、背景画すべて生徒の手によって行われます。現在は、文化会館で実施していますが、体育館で実施していた時は、照明も生徒たちが操作していました。まさに、『学び合い』です。

 だって、私は担当教科は「理科」ですし、演劇なんてやったことも、観に行ったこともありません。だったら、みんなでつくったほうが、いいものができるんです。

 今回の分科会では、取り組みについても少しお話をしますが、「自分が指導者として学んだこと」「実際に平和劇を経験した卒業生の話」「現役、中学生の話」を中心にお話しようと計画をしています。

 今日は、卒業生(現在大学1年生)が打ち合わせに来てくれました。彼女は、3年生のときに平和集会実行委員に立候補、実行委員長として平和劇、平和集会を成功に導いた人物です。現在は、教師になるべく勉強中だそうです。きっと、彼女が先生になったら、8月6日の意味を子どもたちに伝え、反戦平和の道を継いでいってくれるんだろうなと、たくましく見え、うれしく思います。

 この平和劇の取り組みについても、もっと詳しくご紹介します。(近日中に!)