年度替わりのなんやかんかで、ブログを更新できておりませんでした。すみません。
2017年度になり、本年度は異動もなく、持ち上がりの3年生担任でございます。
昨日、Find!アクティブ・ラーナーの撮影を行って頂きました。
内容は、授業の初めに行う所謂「語りの授業」です。
アクティブ・ラーニング『学び合い』では、必ず行うガイダンスのようなものです。
「学校に来る理由」
「あなたたちは有能である」
「教師には限界があり、あなたたちにとってよりよい学習ができる環境づくりを教師が行う」
という3点を中心にガイダンスと、お試し体験を行いました。
公開授業や授業参観など、いろいろやってきましたので、「いつも通りやろう」と前日までは思っていたのですが、
いざ、スタッフさんが準備をされたり、ピンマイクをつけたりすると、緊張しました。
子どもたちも、少し緊張気味。
撮影したクラスは、担任をしているクラスで、学活は数時間行っています。しかし、理科の授業は2コマ目。
まだ、私もそれぞれの子がどんなよさをもっているのか、どんな反応を示すのか、不確定要素の多い状況も緊張を高めました(汗)
いざ、授業開始!
始めは、「どんな大人になりたいか?」という質問からスタート。
いつになく、しーん…とした空気。
次に、理想とする大人になるために、「どこで、いつ、だれから学ぶのか」という問いをしました。
何人かの子に発表してもらい、少し場が和みました。
「どこで?」では、「学校」という意見が多かったですが、「大人になってから」という答えもありました。
「いつ?」という問いでは、みんな迷っていました。「授業」と答えた子も多かったので、「じゃあ、どの教科なの?」と聞くと、さらに悩んでいました。
「だれから?」の問いでは、「友達」「先生」「なかま」という答えが返ってきました。
そこで、私が考える答えを紹介しました。
「学校(この3年5組)で、理科の授業で、みんな(なかま)から、学ぶことができます。」
ここで、『学び合い』の3つの考え方を紹介。
じゃあ、実際にやってみよう!ということで謎解きにチャレンジしました。
まずは、一般的な授業のルールに則ってスタート。
ルール① 私語をしない。
ルール② 友達と相談しない。
ルール③ あきらめず、自分の答えを書く
(制限時間終了)
「では、答え合わせをします。(コレコレでこうなって…以下、解説)」
教師「どうだった?」
生徒「ふんん…」
じゃあ、次の問題はなにをしてもOK。
ただし、「全員が課題をクリアする」ことだけを達成してください。というルールでスタート!
私の授業を経験している生徒は、真っ先に席を立ち、教室内をウロウロ。
未経験の子たちもつられて、ウロウロ。
色々なところで、色々な意見が出され、さらにウロウロ。
課題が解決した生徒は、黒板のネームプレートを移動させて行きます。
制限時間を設けていましたが、余裕で全員が課題を解き終わりました。
みんなで拍手!!
教師「どうだった?」
生徒「楽しかった!」
教師「そう、楽しくて、みんなわかる。そして、いろんな人と関わることで、みんなが理想とする大人に近づける。そんな授業をこれからもつくっていこう!」
というような授業を行いました。緊張していたので、大体ですが…。
いよいよ、次は教科書の内容に入っていきます。
これからが、楽しみな結果になりました!
参考までに、授業で使ったプリントを添付しておきます。