我がクラスは発信基地&『学び合い』授業の光景

いよいよ天体の授業が本格化してまいりました。


 男子が数名集まり、指を回したり、自分が回ったり…。「ん~。難しい」「ん!?………うぅぅぅ」


 授業内容は、「星の日周運動」

 北の空では、北極星をほぼ中心として、反時計回りに星は動く。これから、東、西、南の星の動きを把握しようとしています。

 天体では、観測者がどこにいるかを知り、全体の星の動きから、一部分を切り出す思考の作業が欠かせません。

 そこで、「上を向いた状態で、頭の上で反時計回りに指を回してごらん。で、その動きを保ったまま、回している指をおなかの前にもってきてごらん。さあ、何回転?」

 当たり前のことなのですが、生徒は、自分の指の動きが、時計回りになっていることに驚きます。しかし、なぜ、さっきまで反時計回りだったのが、時計回りになったのかがよくわからないのです。しかし、この事象はすぐに「あーね」となります。あとは、この事象と北の空と南の空の星の動きを結びつけるわけですが、自分が天球の中心から星を見るという、観測者の位置を変えると、わかりにくいようです。

 5分程度、あーだ、こーだと言いながらも、何とか理解できたようでした。ほっ!

 今日の帰りの会で、ECOキャップの収集量について報告をしました。我がクラスは、学級目標を早くも達成!!(拍手)でもね…。と言いながら学年全体のグラフを提示すると、「ありゃりゃ」「このままでは、学年目標100kgは達成できんね。たぶん、80kgぐらいになるかな」というと、「えぇぇまたぁぁ」という声が…。初めは、何のことを言っているのか理解できませんでしたが、その「えぇぇまたぁぁ」と発言した生徒は、2年生、1年生のクラスへ声かけに行った生徒でしたので、きっと「自分が他のクラスへ行って呼びかけを行わなければならない」と思ったのでしょう。「でも、いいよ」と、まんざらではないようす。横のつながりが縦へ、縦のつながりが、横へと伸び始めそうです。我がクラスが、発信基地へと進化してきました。