生徒主体の『学び合い』へ発展中…

 年度末は、本当に忙しいですね。私が大の苦手とする事務作業…。そんな中、本日ご紹介するのは、3学期最後の行事「生徒総会」です。1ヶ月以上にわたって、提案内容を審議し、その後、学級での提案&審議。質問や修正案を約300件戻ってきました。内容は、生徒会の全体目標についてや各委員会の活動内容についてでした。

 そんな中、学習委員会では『学び合い』を充実させ、生徒一人一人の人間関係を深めようという目標を前面に打ち出していました。それに対して、「『学び合い』はしないほうがいい」「一人で学習したい人はどのように友達と交流するのか」など、とてもよい意見が出されました。これは、ぜひ全校に伝えたいと思い、生徒総会の場で審議するようにしました。

 生徒総会では、学習委員長が、「『学び合い』では、一人で考えることも大事です。しかし、まわりを気にかける気持ちを高めることは、学校で学ぶべきことでもあります。それに、授業中だけでしか『学び合い』ができないわけではありません。休み時間などでも、友達の姿から多くのことを学べるはずです」と伝えました。

 そういうわけで、来年度は、生徒主体の『学び合い』の拡散が始まります。

 さっそく、『学び合い』新聞第1号の下書きが今日届きました。

 

 このように、もしかすると、教師より生徒の方が『学び合い』のよさや有効性を実感しているのかもしれません。この声を大切にしていきたいと思います。